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The world is such beautiful.
「負」は文化のなかで最も重要な特質なのであるけれど、その語り方というものがなくては、それらはかえってしだいに特権的なものとなっていく。異端者の言動や思いつきの片言節句がいつも注目を浴びるようになってしまっては、それにかかわる構造そのものが混沌に目鼻をつけると死んでしまう中国の伝説のごとく、構造は歪み、ばらばらになり、ときにはそのまま分裂するか腐敗してしまう。
 負のほうが正しいとか、異端にも一理があるとか、排除された者こそ救われるというのは、かえって事態の本質を見えなくさせ、歴史や歴史的現在が抱えもっている構造を見失わせることになりかねない。けれども、その手の議論のほうが、本来の負の歴史の意味を語る者より圧倒的に多くなっていったのだ。
 そんなことでいいのか、いったいこのように「敗走が勝利であるかのような語り口」のままに歴史の現代化が進んでいいものか。ここには何か「語りの問題の過誤」がひそんでいるのではないか。王も道化もいなくなり、自我と大衆とメディアばかりになってしまった時代、もっと別の語りがあってもいいのではないか。
— via 松岡正剛の千夜千冊『「敗者」の精神史』山口昌男

“知図”として配置する (中略)

その代表的な例が博物誌や百科事典や本草学や辞書である。その対象範囲はまことに広い。なぜならそもそもアリステレスがモーラであって、仏典がモーラなのである。『倶舎論』やフランシス・ベーコンの「森の森」がモーラであって、ダンテの『神曲』や『本草綱目』がモーラなのである。どうしてモーラなき思想や方法の解発がありうるか。

— via 松岡正剛の千夜千冊『文明のなかの博物学』西村三郎
ドゥルーズ=ガダリ『リゾーム』
「リゾームになり根にはなるな、断じて種を植えるな! 蒔くな、突き刺せ! 一にも多数多様にもなるな、多数多様体であれ! 線を作れ、決して点は作るな! スピードは点を線に変容させる! 速くあれ、たとえその場を動かぬときでも! 幸運線、ヒップの線、脱出線。あなたの裡に将軍を目覚めさせるな! 地図を作れ、そして写真も素描も作るな! ピンクパンサーであれ、そしてあなたの愛もまたスズメバチと蘭、猫とヒヒのごとくであるように。」 (via 筑波大学・社会学類ハードコア読書日記)
link ウラゲツ☆ブログ : 輝かしきその書物、『リゾーム』

ドゥルーズ=ガダリ『リゾーム』

「リゾームになり根にはなるな、断じて種を植えるな! 蒔くな、突き刺せ! 一にも多数多様にもなるな、多数多様体であれ! 線を作れ、決して点は作るな! スピードは点を線に変容させる! 速くあれ、たとえその場を動かぬときでも! 幸運線、ヒップの線、脱出線。あなたの裡に将軍を目覚めさせるな! 地図を作れ、そして写真も素描も作るな! ピンクパンサーであれ、そしてあなたの愛もまたスズメバチと蘭、猫とヒヒのごとくであるように。」 (via 筑波大学・社会学類ハードコア読書日記

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